こんなつわりもある。つわりの種類を知って対策をしよう

こんなつわりもある。つわりの種類を知って対策をしよう

つわりにはいろいろな症状があります。
妊娠に伴って起きる特有の症状の一部もここではつわりとして取りあげます。

代表的なつわり

吐きつわり

「吐きつわり」は、一日中、吐き気に悩まされ、実際に吐くような典型的つわりのことです。しかし食事を摂らないわけにはいかないので、のどに負担をかけないように楽に吐きやすいものを選んで食べると良いと思います。まったく食べ物がのどを通らず水だけでもすぐ吐いてしまうときは病院に行きましょう。

食べつわり

空腹になると吐き気がひどくなるつわりです。食べ過ぎてもやはり気持ち悪くなるのですが、全く食べないと辛くなることが多いです。
小さいおにぎりやクラッカーをつまむと軽減されることがあるようです。海外では「炭酸水とクラッカー」がつわりのときのお決まりの食べ物です。朝、起きたらクラッカーを少しつまむと楽になると言われています。これに限らず、食べられそうなものを少しずつ食べましょう。

においつわり

においに敏感になります。苦手なにおいと平気なにおいが出てきます。煙草、においではないけれど湯気、香水、キッチン、食品売り場、生鮮食品、歯磨き粉、ゴミ、など、普段の何気ないにおいが苦手になる人が多いです。
四六時中においで気持ち悪くなるほど敏感なときは、マスクをつけたり、ハーブやクリームなど苦手な香りを打ち消すほど平気な香りのものがあれば鼻の下に塗ったり貼ったりすると良いようです。

これらの症状は単独より混合で現れる人が多いようです。においをかいで吐き気が起きる、食べないと吐き気が起きるので、食べてみるがやっぱり吐いてしまうなど。

他にこんなつわりも

眠りつわり

常に眠い、またはむしょうに眠気が襲ってきます。仕事中でも外出先でも眠くなるので、車の運転は避けて、無理せず休めるときに休むのが良いです。

よだれつわり

唾液つわりとも呼ばれます。よだれが増えてだらだら出てくるつわりです。タオルをくわえたり、外出中は中を見えないようにしたペットボトルに唾液を吐いたり、枕元にティッシュや洗面器を用意したりして対処している人が多いようです。

耳が詰まる感じがする

エレベーターで高層階に行くときなどになるあのツーンとした感じが、普段から唐突に起きます。筆者もこの症状になりました。長く続くものではありませんが、自然におさまるまで対処ができないので不快でした。妊娠中は鼓膜の圧のバランスが取りにくくなることから起きるようです。痛みを感じる、なかなか治らないときは耳鼻科に行きましょう。

呼吸が苦しくなる

赤ちゃんが大きくなるにつれて酸素を運ぶために血液量が増え、血液中の赤血球をつくるのに必要な鉄分などの栄養も赤ちゃんに行くので、血液量に対する赤血球が少なくなることで貧血が起き、貧血が原因で動悸や息切れがします。
また妊娠中期以降であれば、大きくなった子宮で肺が圧迫されて苦しくなることがあるようです。妊娠がすすむにつれて貧血の自覚症状がとぼしくなり自覚できなくなることもあるので、軽視せずに貧血かなと思ったら鉄分を摂りましょう。

頭痛

ホルモンバランスの変化や貧血の症状で現れます。貧血は重くなると分娩時に差し障るので気をつけましょう。安易に頭痛薬を飲まず、医師に相談しましょう。
貧血以外の頭痛にはカフェインが効くのかコーヒーを一杯だけ飲んで休んでいると軽減される人もいるようですが、カフェインは鉄分を吸収する妨げになるので、貧血をひどくしてしまいます。また、日常、知らず知らずのうちにカフェインをお菓子やドリンク剤などで摂っていることもあるのでさらにコーヒーを飲むことでカフェインを重ねて摂ってしまう場合があります。

おなかの赤ちゃんのことを考えると、頭痛のときは耐えられる程度ならば横になって休み、耐えられない痛みのときは医師に相談しておだやかな頭痛薬を処方してもらうのが良いようです。

妊娠前よりもネットをよく見るようになった人や、コンタクトを使っている人は眼精疲労、ドライアイも考慮しましょう。目薬をさすと軽減されることがあります。

肩こり

運動不足や、おなかをかばおうとして自然と偏った姿勢をしていたり、ホルモン分泌により腰に負担がかかり姿勢のバランスが悪くなったりで、筋肉が緊張するのが原因です。

散歩や妊婦向けヨガ、水中歩行や妊婦向け水中エクササイズなどの穏やかな運動を無理のない程度にすると良いです。また、音楽を聴いたりアロマセラピーや足湯につかるなどリラックスを心がけてください。

ただし妊婦は湯あたりしやすいので足湯をはじめとする温浴は短めを心がけましょう。

腰痛

ホルモン分泌により腰をささえる力が弱くなることにより起きます。
赤ちゃんが生まれやすくなるように骨盤の靭帯をゆるませるホルモンが分泌されるので、関節を支えていた靭帯のまわりの筋肉がバランスをとるために緊張して腰痛につながります。

また、おなかが大きくなってくると体の重心が変わり骨盤が傾くような姿勢をとるので、腰椎や腰を支える筋肉が緊張して腰痛になります。
なので、おなかが大きくなる前もなってからも腰痛には気をつけるべきです。適度に体を動かして血流をよくし、サポートベルトなどで腰にかかる負担を軽くすると良いでしょう。

つわりの時期、無理せずリラックスして過ごしてくださいね

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