サルでもわかる「つわり」の時期と対策法
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水分の偏りによる「つわり」には五苓散

水分の偏りによる「つわり」には五苓散

つわりは病気ではありませんが、あまり症状が強いと「妊娠悪阻」といって場合によっては入院が必要になることもあります。
それ自体が病気でないにしろ「飲めない」「食べられない」事が続けば日常生活が普通に過ごせるわけがありません。

妊娠中、酷いつわりに悩まされる方がいる一方、つわりを経験せずに出産まで過ごす方もいます。
また、第一子の妊娠中はつわりで苦労したという方でも、第二子の時はなんともなかったという方もいます。
この違いは何なのでしょう。

漢方の考え方では、体内の気・血・水が滞りなく流れている状態が健康な状態であると考えます。
逆を言えばこの気・血・水の3つの循環が、何らかの原因で偏ったり、よどんだりした状態になると、どこかに不調が生じ、いずれ病気になるという考え方だといえます。

「気」とは、人間のエネルギー、生きようとする生命力を言い、この「気」に異常が生じると元気がなくなり病気になります。
何か心配事があると、胃が悪くなったりお腹がいたくなったりするのはこの原理でしょう。

「血」は、一般的に考えても比較的理解しやすい概念ですが、私たちが普通考える「血液」の事とイコールかというとまたちょっと違っていて、漢方でいう「血」は、血液と更にその身体に対する作用を含めた概念です。
例えば、漢方には「瘀血」という言葉があります。
これは「血」が滞っている状態を言いますが、単純に血栓などで血液が流れない状態とは違います。

「水」は身体の中をめぐる体液やリンパ液をいいます。
「水」の偏りやめぐりの悪さは、むくみが出た時などに実感したことがある方もいると思いますが、漢方ではこの「水」の循環の異常による不調を「水毒」といいます。
「水毒」の状態はむくみの他、関節の腫れや鼻水、めまい、頭痛となって身体に現れます。

水はけを良くするための利尿剤の役目をする漢方薬の代表がここで紹介する五苓散という漢方薬です。
水分をとっているのに、その割には尿が少なく、喉が渇き、身体の中で摂取した水分が消えてしまう感じの時、吐き方としては、喉が渇いて水をがぶがぶ飲むけれどすぐ吐いてしまい、吐いたあとはすっきりするような吐き方に良いとされています。

子供の自家中毒などにも使われる漢方薬ですが、「水毒」による頭痛にもよく効きます。

さて、「つわり」はもちろん病気ではありませんが、「気」「血」「水」のバランスが乱れての不調であるなら、漢方はその不調の解消のためには有効です。

人によって「つわり」のあるなしが違ったり、同じ人でもその妊娠時の身体の状態によって「つわり」の症状が出たり出なかったりするのは、漢方の考え方でいうと納得がいくのではないでしょうか。

身体の水の循環がうまくいっていないことによる「つわり」は、五苓散で「水」のバランスを整えることで解消できるかも知れません。

もし、他のバランスが問題の「つわり」の症状であれば、そのバランスを整える漢方薬も存在しますので、ぜひ専門の先生に相談なさってみて下さい。

検査データのような目に見えるもので異常がなければ、我慢するしかない症状には漢方の考え方はとても頼もしいものですが、しかし、妊娠中には注意しなければならない生薬も少なからずありますし、要らない心配をしなくて済むように、服用する時は必ず専門家やかかりつけのお医者様に相談してください。

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