のどに異物感がある「つわり」には半夏厚朴湯

のどに異物感がある「つわり」には半夏厚朴湯

つわりは、いつかはおさまるものと判ってはいても、症状が強い人にとっては本当につらいものです。

普通は妊娠中の薬の服用は控えなければならないものですが、生薬を原料として配合して作られる漢方薬の中には、つわりを対象としたものがいくつかあります。

もし、つわりでつらい思いをしていらっしゃる方の中に、吐き気のほかに、何か喉につまっている感覚があれば、ぜひ半夏厚朴湯を試してみてください。

この「何もないのに喉に球のようなものがひっかかっている感覚」には、漢方では梅核気といいます。

つわりにも効くのですが、この漢方薬は、この梅核気が目標となり、つわり以外にも、この梅核気とともに、気分がふさぐなどの抑うつ、動悸、めまいなどにも使われます。

妊婦の場合でない悪心・嘔吐、性格が女性的で神経質な場合もさまざまな症状にもよく効きます。

この漢方薬が効く体質は、冷え性で虚弱体質の人ですが、胃のあたりでちゃぶちゃぶと水の音がするような人には良く合います。

更年期障害の精神不安などの他に、胃神経症、神経衰弱などにも効果がありますが、つわりのように、妊娠中に使用したい場合は、念のためにかかりつけのお医者様に相談しましょう。

漢方薬というと、副作用がなく、安心といったイメージをお持ちの方も多いと思いますが、漢方薬といえども、副作用が全くないわけではありませんし、どの漢方薬が自分に合っているか、どの漢方薬を選ぶかは、なかなか難しいものです。
妊娠中は特に余計な心配の種にならないようにしたいものです。

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