つわりの原因と言われている通説まとめ

つわりの原因と言われている通説まとめ

つわりとは、妊娠することで起きる特有の症状のことで、多くは初期に現れ胎盤が出来上がる妊娠3~4ヶ月頃に軽減すると言われています(が、筆者は5ヶ月を過ぎてもつわりが続いているので胎盤の完成は関係ないのではないかと疑問に思います)。

吐き気、嘔吐、心身の不調のことで、悪阻とも言います。病院の対処が必要なほど酷いものを妊娠悪阻という病名で呼びます。

生死に関わらないとみなされていますが、水を飲むことも困難な場合は点滴を受けなければ、脱水症状による体力消耗がもとでウェルニッケ脳症(より目になったり、めまい、ときに昏睡状態)を引き起こす危険があります。

つわりの原因は医学的には実証されていません。
いろいろな説があります。

ホルモン説

体内で妊婦に必要なホルモンが増えて体が急激な変化についていけず、脳の嘔吐中枢を刺激するから、つわりが起きるという説。

ヒト絨毛性ゴナドトロピンは受胎するとすぐ胎盤の一部で作られるホルモンで、子宮を妊娠に耐えられる状態に保つ役割の一部を担っています。このホルモンによって、妊娠に重要な物質を出す「黄体」の退行を防ぐので、子宮は受精卵の発育に適した状態が保たれます(受胎しなければ黄体が縮退し子宮内膜がはがれ落ちて排出されるので生理が来ます)。

体質がアルカリ性から酸性に変わるから説

妊婦は体質が酸性になるがアルカリ性に戻して欲しいサインとして起きるという説。

医学的には立証されていないが、つわりが起きるのは体が酸性のときのみでアルカリ性のときは起きないそう。つわりのときに肉や米が食べられなくなり果物や野菜なら食べられる人が多いのは、体をアルカリ性にしようという働きのためとか。赤ちゃんにとってアルカリ性の体質が心地良いようです。

普段から果物をよく摂っていた人や、果物に含まれる酵素が体内に多くある若いうちはつわりが起きにくいと言う人もいます。

心理的なものとする説

つわりは気の持ちようとか甘えているとか言う人がめずらしくありません。吐き気が四六時中しているのに気のせいといわれるのはたまったものではありません。

たまたま好きな映画を見たり仕事に集中したりしているときにつわりを忘れている妊婦を見て、「なんだ気のせいか」と傍から思われやすいのがつわりではないでしょうか。

妊婦でつわりに耐えながら仕事をしている人もいますが、仕事で忙しいからといってつわりがなくなるわけではないようです。通勤中に休憩をとらねばならなくなったり、勤務中に食べづわりの対処で間食したり、マスクをして臭いをかがないようにしたりする人もおれば、帰宅したらすぐ倒れこむように寝る人もめずらしくありません。

いつも使っているシャンプーや好きな香りの香水をかいだときにも吐き気が起きるものですから、気のせいと断言するのは無理があります。揮発性の香料は皮膚から吸収されて子宮に蓄積されるという話があります(これも医学的には立証されていませんが)。

赤ちゃんによくないものを回避するためにつわりが起きているわけですから、甘えではなく、つわりが起きるのは「良いこと」だと思います。つわりがあるほうが赤ちゃんが元気で生まれてくる、つわりが強いほうが知能指数の高い子供が生まれる傾向である、なんて話もあります。

医学的には原因がわかっていないつわり。つわりのある人にとって出産までがとても長く感じられるものですが、できるだけ楽しみを見つけてすてきな妊婦生活を送ってくださいね。

こちらもどうぞ